所長コラム青葉区の税理士 佐藤昇のコラムです

7月コラム~原理原則~

2011-07-12 (Tue) 14:13
 2011年7月になりました。財務ネットVol49号の発行です。前号の財務ネットでは、私の出身地、南三陸町志津川の津波のことを記載しました。
 私は、両親がすでに他界していることもあり、これまでは年に5~6回位しか志津川を訪問していませんでしたが、津波の後は毎月2回ぐらい訪問しております。何もかもが壊され流された瓦礫だらけの町が、どのように整備され復興していくのか真剣に見守っていきたいのです。しかし6月末現在で、私の見たところ、瓦礫の撤去率2割、電気の復旧率2割、水道に至っては1割位しか復旧しておりません。震災から4ヶ月が過ぎようとしているのに遅すぎます。
 
 町民は役場任せ、役場は県任せ、県は国頼み、国は専門家や国会の審議を得てから進めます。これでは時間ばかりかかり、前に進まないでしょう。原子力発電などの被害は国の管理下のもと進めるべきでしょう。しかし津波に関しては青森県から千葉県まで広い地域で災害を受けています。各地域の被害状況も違うし、各地域の地形や産業も違いますので、各地域独自に復興計画を進めるべきだと思います。そして電気や水道の復旧工事は専門業者しかできないと思いますが、瓦礫の整理は一般人でもできると思うし、できる範囲でやるべきでしょう。老人や子供は別にして、避難所や仮設住宅で仕事もお金もなく、将来の生活設計に不安を感じ悶悶としてしまうのなら瓦礫の撤去作業に参加すべきです。そしてそれに対して行政(役場)は日当を払うべきです。
 
                         自衛隊の力

今回の災害での人命救助や瓦礫処理で改めて自衛隊の活躍に敬意を表しなければならないでしょう。私も少し瓦礫処理を手伝ったのですが、そのとき遺体が発見されました。私も含め民間人は遺体があるらしいと口で言うだけで運び出すことは一切しません。私は見るのもいやでした。遺体を毛布に包み運び出したのは自衛隊員でした。後で聞いた話ですが毎日何十人の遺体を捜し、運び出しているうちに自衛隊員自身が精神的に障害を起こし、心理療法が必要とされているそうです。本当に痛々しいかぎりです。
 
 今回の災害の自衛隊派遣で初めて知ったのですが、日本の自衛隊員は15万人いるそうです。私は30万人位いるのかと思っていました。意外に少ないのには驚きました。何万人が適正なのか、私にはわかりませんが、ある疑問が生じました。15万人の自衛隊員のうち10万人を被災地に派遣したとテレビで報道しました。その10万人の自衛隊員が各県の市町村に配置されたわけですが、各市町村への配置人数は誰が何を基準にして決めたのか報道されていません。私は配置人数を決めた基準を知りたいのです。「人生は紙一重の差の積み重ね」という言葉があります。私の好きな言葉です。些細なことでも疑問を感じ、それに対する解決方法を身につけたいのです。10年続けると差が出ます。
 
 5年位前の財務ネットに掲載しましたが好奇心を掻きたて、創意工夫を必要とする問題を2問、掲載します。回答をすぐに見ないで真剣に考えてください。
   
≪問題1≫
右記のように、幅10メートルの水がたっぷり湛えられた堀に囲まれた大邸宅がある。ところが、橋がない。すぐそばには長さ9.7メートル、幅30センチ、厚さ7センチの丈夫な板が2枚あった。皆で手分けして板を持ち上げて向こう岸まで渡そうとしたが、わずかに長さがたりない。もちろん2枚の板を結ぶ紐やクギもない。
この板だけを使って向こう岸まで渡る方法はないだろうか?
    
≪問題2≫
第二次世界大戦下のイギリスで、ある統計学者が軍に呼ばれました。空中戦を戦っても墜落しない飛行機を作るにはどうすればよいか、というのです。そこで彼がとった行動はこんなことでした。空中戦を戦って、あっちこっちに被弾して、何とか帰り着いた戦闘機を前にして、弾丸を受けてぼろぼろになったところには目もくれず、弾丸のあたっていない無傷の部分を補強するように指示したのです。
なぜ彼はこんな行動をとったのでしょうか?
⇒回答は編集後記の下にあります。
 

                                     株式会社 財務プランニング
                                   代表取締役  佐藤 昇
 

Trackback

Trackback URI:

Comments

Name: 

URL:

Comment:


Blog Calendar

Blog Category

RSS 2.0